低用量ピルの種類一覧表！どれがいい？おすすめ人気ランキング！効果や副作用も解説！

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上記の中でも人気があってよく選ばれているのが、

・1相性のマーベロン
・3相性のトリキュラー

になります。低用量ピルの定番ですし、初めて使う方やどれがいいか分からない方に特におすすめです。

LDとULDの違いは、LDは低用量ピルでULDは超低用量ピルになります。

LDもULDもノルエチステロンの含有量は同じですがエチニルエストラジオールの量がLDだと0.035mgなのに対してULDだと0.02mgといった違いがあります。

低用量ピルに関しての避妊効果はどれもほぼ同じで普通に利用すれば99.7％の避妊効果を発揮します。

超低用量ピルも避妊効果は高いですが、避妊効果に関する試験はしっかりと行われていないため、避妊目的での使用はできません。

また、自費の低用量ピルは使用目的が避妊の場合は、病気の治療に使用するものではないので保険が使えません。

月経困難症や子宮内膜症の治療目的の場合でルナベル、フリウェル、ジェミーナ、ヤーズ、ヤーズフレックスは保険適応になります。

ただしかかる費用に関してはあまり変わりません。

低用量ピルは世代によってホルモンの種類と特徴に違いがある

低用量ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンが入っています。

世代によって配合されているプロゲステロン(黄体ホルモン)の種類に違いがあります。ですから低用量ピルの種類によって特徴がちょっと違うという事になります。

第1世代⇒ノルエチステロン
ルナベル、フリウェル、シンフェーズ
生理時の出血量を減らす事ができ、生理痛を緩和させる効果

第2世代⇒レボノルゲストレル
トリキュラー、ラベルフィーユ、アンジュなど
子宮内膜が安定する事で不正出血が起こりにくく、生理をずらす事や遅らせる事など生理周期をコントロールしやすい

第3世代⇒デソゲストレル
マーベロン、ファボワール
男性ホルモンの作用抑制効果が高く、大人ニキビや肌荒れに悩む方におすすめ

第4世代⇒ドロスピレノン
ヤーズ、ヤーズフレックス
ヤーズフレックスは120日間連続服用可能で生理(月経)を年に3回だけにする事ができる超低用量ピル。月経困難症や子宮内膜症の治療によく使われていて月経血量や痛みも減ります。抗ミネラルコルチコイド作用でむくみにくく、ホルモン変動も少ない

卵黄ホルモンに関してはどの世代もエチニルエストラジオールで同じで、基本的な避妊効果や月経困難症の治療や生理不順の正常化などはどのピルにもあります。

また、新しい第4世代の方が効果が強いように思いがちですが、ただ単に発売された時期の順番に世代分けされているだけでピルの効果に差があるとかではないです。

低用量ピルを目的別に選ぶならどれがいい？おすすめはこれ！

避妊のために飲むなら
トリキュラー、ラベルフィーユ
子宮内膜が安定する事で不正出血が起こりにくく、生理をずらす事や遅らせる事など生理周期をコントロールしやすい

生理痛を何とかしたいなら
ルナベル、フリウェル
生理時の出血量を減らす事ができ、生理痛を緩和させる効果

ニキビや肌荒れ対策なら
マーベロン、ファボワール
男性ホルモンの作用抑制効果が高く、大人ニキビや肌荒れに悩む方におすすめ

生理を最大120日止める
生理痛やPMSや子宮内膜症の治療が目的なら
ヤーズ、ヤーズフレックス
ヤーズフレックスは120日間連続服用可能で生理(月経)を年に3回だけにする事ができる超低用量ピル。月経困難症や子宮内膜症の治療によく使われていて月経血量や痛みも減ります。抗ミネラルコルチコイド作用でむくみにくく、ホルモン変動も少ない

目的別に低用量ピルを選ぶのであれば上記を参考に選べば問題なしです。

ただ、低用量ピルは色々な種類がありますが、全てエストロゲンとプロゲステロンを含んだ薬になっています。

それぞれの薬に含まれているホルモンのバランスが少しずつ異なっているので特徴に違いはありますが、基本的な避妊効果や生理不順の正常化などの効果はほぼ同じになります。

※超低用量ピルの避妊目的の使用は推奨できません

低用量ピルの人気ランキングで上位は？よく選ばれているのはどれ？

低用量ピルはどれがいいのか迷って決められないという方は、目的別に選んでみるか、まずは、みんなによく選ばれている低用量ピルを候補にしてみるのが良いと思います。

ピルはある1種類の低用量ピルを使っていて副作用がひどいな・・・と思った場合、別の種類のピルに変更したら副作用が全くでなかったというケースがよくあります。

ですので、ピルが合わなかったから全部がダメというわけではありません。ピルのオンライン処方サービスを利用すれば自宅にお薬を届けてもらえるの便利です。

低用量ピルの副作用は？飲むと太るって聞いたけど本当？

低用量ピルに関する重大な副作用をあげるとしたら血栓症になります。低用量ピルを飲んでいるならトラネキサム酸は一緒に飲まない方が良いです。

こちらは頻度不明ではありますが、何かおかしいな？と思ったら直ちに投与を中止し、適切な処置を行うようにしましょう。

上記は人気のトリキュラーに関する添付文書に記載の副作用になります。どの低用量ピルもほぼ同じ副作用になっています。

5％以上の副作用としては、下腹部痛、乳房緊満感、悪心、嘔吐、頭痛などがあげられています。

また、ピルに関しては妊婦または妊娠している可能性のある場合は飲む事ができません。仮に妊娠が確認された場合も投与を中止するようにします。

また、授乳中の方も服用してはいけないとされています。

よくピルを飲むと副作用で太るって言っている人が多いですが、低用量ピルを飲んで太るとか脂肪が増えたりという副作用はないですし、直接的にピルと太る事の関係性はないという研究データが出ています。

ただ、ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンが入っていて、この2つのホルモンには体内の水分をためやすくするという作用があるため、むくみが原因で体重が増加したり、見た目的に太ったと感じる場合はあります。

色々な薬がありますが、むくみによる体重増加の発生頻度は0.1～5％未満となっていて、発生率はとても少ないです。

もしむくみによる変化があった場合でも、飲み始めた最初の2～3ヶ月程度で症状は収まっていきます。

また、低用量ピルを服用する事によってホルモンバランスが整ったり体質が改善されて、食欲増進に繋がって少し食べる量が増えてしまう事によって体重が増えるというケースも考えられます。

こちらも上記と同様に飲み始めてから最初の2～3ヶ月程度で落ち着いてきます。

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ここでは低用量ピルの種類や効果や副作用について解説しました！

★低用量ピルの効果とメリット
・生理痛が軽減
・メンタルが安定する
・ニキビや多毛症の改善(人による)
・月経の量が少なくなる
・卵巣を休ませられる
・卵巣がんや子宮体がんの発生率減少
・大腸がんの発生率減少
・子宮内膜症の発生率減少
・生理不順が改善されていつ来るか分かる
・正しく飲めば約99％の避妊効果

低用量ピルを飲むことによるメリットはとても大きいです。

生理痛や排卵痛に悩むことがなくなるし、悩んでいたPMSの症状もなくなるし、月経困難症や子宮内膜症に伴う痛みの改善もできるのはかなり大きい事だと思います。

生理痛や生理不順や月経に関する女性特有のお悩みがある方は低用量ピルを使う事で凄い生活が楽になります。

低用量ピルのオンライン処方サービスを利用すれば自宅にピルを届けてくれるので病院に行く必要もないですし、オンライン完結なので思っている以上に簡単です。

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ドクターこなつ

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